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大学が発行する卒業生向けクレジットカードとは?各大学の特典とともに解説

 

大学独自のブランドツールの1つとされる、大学オリジナルのクレジットカード。

所有することでその大学独自の様々な特典を受けられたり、使用するたびに一部手数料が大学に還元されたりと、様々な特徴があります。

この記事では、これから自分の学校でクレジットカードを作ろうと考えている大学職員の方に向けて、各大学のクレジットカードの特典や、どのような会社と提携しているのかについて解説していきます。

大学が発行するクレジットカードの特徴はもちろん、メリットやデメリットについてもご紹介しますので、発行の際の参考にしてみてください。

 

 

大学が発行しているクレジットカードとは


そもそもなぜ教育機関である大学がクレジットカードを発行する必要があるのでしょうか。

大学は運営に多額の資金が必要です。そのため、クレジットカードの年会費の一部を運営に回すことで、部活動の支援や奨学金制度の充実を図っているのです

では、大学が発行するクレジットカードについて詳しくみていきましょう。

 

大学が発行しているクレジットカードの概要

クレジットカードの中には、各大学がクレジットカード会社と提携し、独自に発行しているものもあります。

このような大学が発行しているクレジットカードは、基本的に在校生や卒業生、教職員、またそれら対象者の家族など、大学の関係者しか発行、使用することができません。

傾向として、大学の中でも知名度の高い大学が発行しているケースが多いです。
たとえば東京大学は、有名な赤門の名前を冠した「赤門カード」を提供していますし、早慶やMARCHといった有名大学でも取り扱いがあります。

インターネット、キャンパスに置いてある申込書などを利用して手続きを行うのが一般的です。

 

卒業生や大学職員しか発行できないカードもある

大学が発行するクレジットカードの中には、学生が発行できないカードも存在します。

前述した通り、大学がクレジットカードを発行するのは、大学運営の充実のためです。年会費を取らなければその目的を果たすことはできません。

学生の多くは大学に入学するタイミングでクレジットカードの利用を検討しますが、はじめから年会費が必要なクレジットカードを選択する方は少ないでしょう。

そのため、卒業生や大学職員しか申し込むことのできないクレジットカードが用意されているのです。

 

提携会社の割合

大学が発行するクレジットカードと提携している会社の割合をみていきましょう。

今回、私立・国公立大学150校(学生数5,000人以上が在籍する大学)の統計調査を行った結果、大学が発行する代表的なクレジットカードは、在校生向けや卒業生向けのものを合わせて、約130枚あることが分かりました。

その中で大部分を占めるのが三井住友カードで、割合は49.2%にのぼります。
三菱UFJニコスとUCが13.3%で並び、JCBが12.5%で続きます。ライフカードは1.56%と限定的でした。

提携会社によってクレジットカードの機能が大幅に変わるということはありませんが、銀行系提携会社のカードを使いたいなど、こだわりがある方は一度調べてみることをおすすめします。

 

どのような特典を付与している大学が多いのか

クレジットカードを発行している大学が設定している特典で多いのは、下記のものがあります。

・海外、国内旅行傷害保険
・お買い物保険
・大学の図書館など学内施設の利用
・学食の割引
・同窓生経営の協力店(ホテルやレストラン)で受けられる料金割引や一部優待サービス

大学が発行するクレジットカードのほとんどで設定されている特典が、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険です。
旅行中に怪我をしたり病気に罹ったりした場合に役立ちます。治療費や入院費用はもちろん、そのほか賠償責任や携行品損害を負担してくれるので、いざというときに安心です。

また、大学施設を利用するための入館証に設定されているケースもあります。図書館など膨大な蔵書数を誇っている大学も多いので、気軽に利用できるのは大変ありがたいですね。

学食の割引を受けられたり、卒業生が経営する大学協力店でのサービスが適用される特典もあります。
積極的に利用することで、日々の節約につながるでしょう。

 

大学が発行するクレジットカードのメリットとは

大学が発行するカードには、他のクレジットカードにはないメリットがあります。発行を検討している方は、こちらのメリットを参考にしてみてください。

 

大学独自の特典を付与できる

前述した通り、大学が発行するクレジットカードは国内外旅行で利用できる旅行傷害保険が付帯していたり、大学施設の入館証にできたりするメリットがあります。

その他にも、各大学によって独自の特典が設けられているケースも多いです。

たとえば、早稲田大学が発行する「早稲田カード」や慶應義塾大学が発行する「慶應カード」は、六大学野球の早慶戦へ抽選で招待してもらうことができます。

また、立教大学が発行する「立教カード」を利用していれば、結婚時にオリジナルオルゴール付き写真立てが贈呈されるなど、ライフイベントに即した特典を用意している大学もあるのです。

 

クレジットカードの利用が大学への寄付につながる

冒頭でお伝えしたように、大学が発行するクレジットカードの年会費は大学の運営に役立てられています。

そのため、「自分が勤務している大学に貢献したい」「卒業した大学の役に立ちたい」と考えている方は大学の発行するクレジットカードの発行がおすすめです。

年会費の一部は奨学金制度に充当されることも多く、大学に行きたいけれど金銭面で不安を抱えているという学生を支援することも可能です。

また、所属していた運動部の活動費に充てられるクレジットカードもありますので、OBとして在校生に貢献することもできます。

 

大学が発行するクレジットカードのデメリット

メリットについてお伝えしてきましたが、一方で大学が発行するクレジットカードには、使用する方たちにとってはデメリットに感じる点もあります。

デメリットを上回る付加価値がなければ、せっかく発行してくれても解約されてしまう恐れがあるでしょう。

 

年会費がかかる

大学が発行するクレジットカードの特性上、年会費の支払いを避けることは難しいです。

学生向けに発行されている場合は年会費がかかりませんが、卒業と同時に年会費が発生します。
大学が発行するクレジットカードは大学の運営に役立てられるものですので、
利用者の実益よりも大学との関わりを重視する側面が強いです

大学が発行するクレジットカード以外に無料で利用できるクレジットカードはいくらでもありますので、個人の出費と大学への気持ちのどちらを重視するかがカード選びの決め手になるでしょう。

 

ポイントの還元率が低いケースがある

大学が発行するクレジットカードは一般的なクレジットカードと比較した際、ポイントの還元率で劣るケースがあります。

クレジットカードの中には無料かつ高還元率のものもありますので、大学独自の特典や大学のクレジットカードでないと受けられない特典を設定するなど、一般的なクレジットカードとの差別化を図ることがポイントです。

 

大学が発行しているクレジットカード事例

ここからは大学が発行しているクレジットカードの具体例をみていきましょう。さらに詳細な情報は、各大学校友会やカード会社のWebサイトでも確認できます。

 

東京大学

言わずと知れた東京大学は「赤門カード」を発行しており、東京大学運動部卒部生、教職員、安定した収入がある方が利用できます。

赤門カードはカード料金を支払う際の金額の一部が、奨学寄付金として東京大学に納められ、そこからかつて所属していた運動部に直接還元されます。

また、在校生の奨学金や国際交流にも利用されますので、学生への貢献度が非常に高いカードと言えるでしょう。
カード利用時に貯まるポイントは永久不滅ですので、期限切れによって失効することがないのもメリットの1つです。

 

京都大学

京都大学が発行する「京都大学カード」は、カードの利用金額に応じて手数料が大学へ還元されます。
こちらは京都大学基金として利用されますので、学生支援や研究の後押しをすることが可能です。

また、京都大学カードは大学独自の特典が豊富です。

たとえば、京都⼤学総合博物館や京都⼤学⽩浜⽔族館の⼊館が無料となります。高い学力水準を誇る大学らしい特典と言えるでしょう。
くわえて、リーガロイヤルホテル京都や東急ホテルズの優待サービスを受けることも可能です。
客室料金にくわえて直営レストランの利用料金も割引されるので、年会費以上の価値があります。

 

早稲田大学

早稲田大学が発行する「早稲田カード」は、多くの施設で特典を受けることが可能です。
早稲田カード協力店は1,000件にものぼり、宿泊施設や飲食店、スポーツ施設やレジャー施設で割引やドリンク無料などのサービスを受けられます。

また、士業の紹介をしてもらうことも可能です。司法書士や弁護士、公認会計士、税理士の専門家など、卒業生のネットワークが強固だからこそ実現できるサービスと言えるでしょう。

 

慶應義塾大学

慶應義塾大学が発行する「慶應カード」は、野球、ラグビー、アメフトの慶早戦に抽選で招待してもらえるというメリットがあります。
卒業後も母校の部活動を応援したい方におすすめできるカードです。

また、早稲田カードのように協力店がたくさんありますので、各店で割引を受けられます。

くわえて慶應カードオンラインショップでは、慶應カード所持者に対してミュージカルや展覧会の優待を行っているのも特徴です。
スポーツ面と文化的面の両方で恩恵を受けられるカードと言えるでしょう。

 

明治大学

明治大学が発行する「明治大学カード」には、一風変わった特典があります。
それは、結婚式に学長から祝電がプレゼントされるというものです。出会いのきっかけが大学であることも多いため、サービスを利用することで当時を懐かしむこともできるでしょう。

また、明治大学では「明治大学リバティアカデミー」という講座が年400回以上行われています。
この講座では、教育や文化、資格やビジネスについて明大生や卒業生、一般の方まで学ぶことが可能です。

明治大学カードを持っていれば受講料が10%割引されますので、学習意欲の高い方は利用してみてはいかがでしょうか。

 

大阪大学

大阪大学が発行する「大阪大学カード」は、大阪の各施設で特典を受けることが可能です。
飲食店や宿泊施設のほか、大阪万博記念公園にあるEXPOCITY内の店舗でも優待サービスを受けることができます。

また、大阪府吹田市にある国立国際美術館や大阪フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会にも割引が適用されるので、芸術面に造詣が深い方にもおすすめです。

 

名古屋大学

名古屋大学が発行する「名古屋大学カード」は、他大学と同様に利用料金の一部が還元金として大学の運営に役立ちます。
就職活動支援や行事支援など幅広く学生を支援できるのが特徴です。

また特典として、名古屋大学のOB・OGが経営する企業やお店で特典を受けられます。母校とのつながりをより強く感じられるカードの1つと言えるでしょう。

 

筑波大学

筑波大学では「筑波大学カード」が発行されています。カードの利用料に応じて、筑波大学基金へ寄付する仕組みです。

筑波大学カードの特典は、大学近隣の店舗を中心に約200の商業施設で受けられます。大学にくわえて地域への貢献度も高いカードです。

 

まとめ


大学が発行するクレジッットカードは、母校の役に立ちたいという想いを叶えてくれます。

多くの学生の研究、部活動を後押しすることができるため、大学運営の1つの手段として、クレジットカードの発行を検討してみてはいかがでしょうか。

 

笑屋株式会社では、各大学のクレジットカードの情報や種々のコンテンツ情報をまとめた「校友組織データベース」を構築しています。
大学が発行するクレジットカードの情報は全てデータベースに収録されており、先ほどご紹介したデータはほんの一部となっています。

この情報を有益に活用していただくべく、ぜひご登録いただくことをおすすめいたします。

▼校友組織データベースについてはこちら
https://dskorganizer.com/koyudatabase/

 

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