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調査データで見るホームカミングデー成功のカギ【詳細資料も公開】

 

大学を取り巻く経営環境も年々厳しさを増す中、「ホームカミングデーや校友会の担当になっても具体的にどうしたらいいのかわからない」などの悩みや課題を抱えている大学職員の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらの記事では、アンケート調査から得た大学のホームカミングデーに関するデータ等をまとめ、少しでもこれからの大学運営にお役立ていただけるような情報をご紹介致します。

それではいきましょう。

校友会の職員が抱える「悩みと課題」

大学職員の方からお話を伺う中で、特に多く寄せられた悩みや課題が2種類ありました。

それはイベントに関する悩み卒業生との繋がりの悩みの2つです。

どの大学にとっても共通の課題となる、それぞれの悩みについての詳しい事例をご紹介していきます。

①イベントに関する悩み

ホームカミングデーなど、イベントに関する悩みには以下のような事例がありました。

  • ・イベントの参加者が少ない
  • ・イベントの実施経験がなく、運営ノウハウがない
  • ・イベントや会報誌制作にかけられる予算が少ない
  • ・イベントを開催する時間と人手が足りない

各大学の状況によって解決すべき問題は違えど、イベントには何らかの悩みや問題を抱えていました。

②卒業生との繋がりの悩み

卒業生との繋がりに関する悩みには以下のような事例がありました。

  • ・寄付金が集まらない
  • ・卒業生との関係が途絶えている
  • ・20~30代の若い卒業生が校友会組織を認知していない
  • ・卒業生主体の校友会組織と学校組織の連携不足
  • ・卒業生との主な連絡手段が郵送のため膨大な費用がかかる

繋がりの希薄化についての悩みから、費用面や組織運営に関するものなど、卒業生との繋がり強化には様々な角度から問題に取り組んでいく必要があります。

また、卒業生との繋がりの希薄化によって、ホームカミングデーなどのイベントにも影響が出ているとの悩みを抱えておられる方も多く見受けられました。

大きな2つの悩み・課題は連動しており、イベント面繋がり構築面の課題を両輪で解決していければ、より効果的かもしれません。

それでは、次にアンケート調査の発表です。

他大学に聞いた!ホームカミングデーについてのアンケート調査結果

先ほど紹介したものを含め、少しでも校友会職員の方の課題や悩みを解決するために、卒業生向けイベントの代表格であるホームカミングデーに関する他大学の情報を5つのテーマに分けて紹介いたします。

私立大学48校、国立大学9校、公立大学3校の計60大学の担当者様に「どんな企画内容で開催しているか」「予算はいくらかけているか」など各大学のホームカミングデーについて調査しました。少しでもホームカミングデー開催に向けたアイディアのヒントになれば幸いです。

まずは開催時期のアンケート結果です。

開催時期

ホームカミングデーの開催時期の調査結果です。

半数以上の大学が11月に開催しており、次いで多いのが10月という結果でした。 11月や10月は学園祭シーズン。そのため、学園祭の最終日や午後などにホームカミングデーを行う大学が多いようです。台風も落ち着くこの季節は、天気も安定する傾向にあり開催しやすいのではないでしょうか。

ただ、中には会場や予算の関係で学園祭と同日の開催が難しく、別月で開催しているという大学もありました。

次に、ホームカミングデーの平均予算です。

平均予算

ホームカミングデーを開催するにあたっての予算についての調査です。

最も多かった回答は100~200万円で、全体の3割ほどでした。

8割以上の大学が、多くても500万円までの予算で運営しているという結果になりました。

その他回答のなかった大学については、「校友会予算を使っているため把握していない」「予算は不明」などの回答がありました。

そもそもホームカミングデーに割ける予算が少ないという声も多く、いかにお金をかけずに集客できるかに課題を感じている職員の方が多いようです。

次に、告知方法です。

告知方法

ホームカミングデーの告知方法についての調査です。「案内はがき」と「会報誌」が半数以上を占め、学校や校友会のHP上で掲載するなどの「webサイト」での告知が3位となりました。

意外と少なかったSNSは近年その有効性を見せており、20~30代の若い卒業生にはTwitterやInstagram、40~50代にはFacebookなど、SNSごとにターゲットを決めて利用する方法も効果的かもしれません。 SNSを活用した集客に成功した事例として、下記の筑波大学様のインタビュー記事もご覧いただければ幸いです。

また、年配の方には案内はがきを郵送し、若者にはSNSで発信する大学や、会報誌掲載とwebサイト発信を組み合わせるなど、1つのやり方だけでなく複数の告知方法を組み合わせている大学が多く見受けられました。ただ、郵送は経費がかかるとの課題を抱えている大学もあります。

その他では、新聞広告や先生からの口コミといった回答がありました。

次に、アプローチしたい年齢層です。

アプローチしたい年齢層

今後、積極的にアプローチして取り込んでいきたいターゲット層についての調査です。

ホームカミングデーの参加者は年配の方が多いため、もっと若い卒業生を取り込みたいと考える大学が6割以上という結果でした。 若い卒業生を巻き込んだホームカミングデーの事例として、下記の東洋大学様のインタビュー記事もご覧いただければ幸いです。

若者に興味を持ってもらい参加してもらうことで大学の活性化や寄付金にもつなげていけることを狙っても、「若者は仕事が忙しく集まりにくい」など課題がある場合もあるようです。

「その他」の意見では、「特にターゲットは定めず幅広い年齢層に来てほしい」「子ども連れの親世代に来てほしい」といった”若者”よりもさらに具体的な意見もありました。

最後に、ホームカミングデーの企画内容についてです。

企画内容

ホームカミングデーの企画内容についての調査です。

ホームカミングデーというだけあり、最も多かったのは「同窓会・懇親会」でした。 軽食や飲み物を用意し、卒業生同士、教員と卒業生、在校生と卒業生が交流するなど様々なパターンがあるようです。食堂を貸し切り、無料開放で行なっているという意見もありました。

次に多かった「講演会・トークショー」では、教授や校友会員、また部活動の監督やアスリートなどの講演など、大学独自の内容で実施しているところが多くありました。 大学の特色を活かした企画を実施した事例として、下記の桜美林大学様のインタビュー記事も是非ご覧ください。

そのほか、卒業生による模擬店・露店の出店や、在学生によるサークルや部活動のパフォーマンス、近年では在学生向けの就職相談会なども好評のようです。 いずれも現役生と卒業生の交流ができる企画であり、より母校に対する興味関心が得られるような内容となっています。

次に、弊社が考察したイベント成功までのポイントのご紹介です。

調査結果から見えたホームカミングデー成功までのポイント

先ほどの調査結果を踏まえ、弊社が分析したホームカミングデーの成功に重要なポイントが4つあります。

それは

  • ①ホームカミングデーの告知は戦略的に
  • ②学校“らしさ”を出す
  • ③卒業生・在校生・教員同士の交流の場を設ける
  • ④幅広い年齢層への配慮

というものです。
それぞれのポイントについて、これから詳しく解説していきます。

まずは1つ目に

ホームカミングデーの告知は戦略的に

前章の告知方法の調査結果で、主に①案内はがき②会報誌③WEBサイト④SNSが利用されていることをお伝えしました。それらを漠然と使うだけでなく、どう戦略的に活用していくかが集客UPに繋がります。

案内はがき

郵送する際は、どんな年齢層からどのくらい返信があるか確認できるようにして、はがきの効果を検証することが重要です。そこから分析してコスト削減の可能性を探っていきましょう。

また、読了率を測るため、はがきにQRコードを設置するのも効果的です。

会報誌

日時や企画内容を掲載するだけでなく、昨年の様子や開催までの舞台裏や苦労、今年の実行委員のメンバーにスポットを当てた、卒業生が親近感や懐かしさを持ってもらえるような特集記事などを組むと、興味関心を惹きやすく、より集客に繋がりやすいです。

WEBサイト、SNS告知の戦略については、最後にご紹介している資料の中で詳しく解説しておりますので、是非ダウンロードしてご覧ください。

2つ目に

大学“らしさ”を出す

ホームカミングデーで大学独自の”らしさ”や良さをアピールし、知ってもらうことで、「この大学の卒業生でよかった」「自分の子供や知り合いにもぜひこの学校を進めたい」という愛校心を育むことができます。

企画内容の調査結果にもあるように、有名なOB・OGの方の講演会、大学の専門分野や学科を活かした露店やイベント、地域性を活かし周辺の方を巻き込めるコンテンツなど、その学校らしい企画が有益です。

3つ目に

③卒業生・在校生・教員同士の交流の場を設ける

ホームカミングデーは、その学校のことを良く知っている人が集まる絶好の機会です。

来場者である卒業生と在校生や教員との交流の場を積極的に設けることで、全員に有益な場であることをアピールしていく必要があります。 例えば、卒業生と在校生の交流から、就活や学校生活のアドバイスをもらうことができます。卒業生と教員の交流からは、日頃の悩みや大学の勉強がどう活かせているかといったことも伺えます。そして、卒業生同士の交流ではビジネスチャンスが生まれることもあるでしょう。

こうした場を通して、大学や卒業生のネットワークを最大限に活用していくことが大切です。

そして最後に

④幅広い年齢層への配慮

ホームカミングデーや学園祭では、卒業生はもちろん、在校生や教員の家族、地域の方、入学希望の高校生など幅広い年齢層の方が訪れます。むしろそういった方々に訪れてもらえるような配慮や工夫が必要になってきます。

ある大学でも、「小さいお子様を連れた方の来場率が低い」と課題を感じている例があり頭を悩ませていました。大学は教育機関ですが、同時に研究機関でもあります。そういったことを活かし、例えば夏休みの自由研究のような科学コンテンツや、体育会系の学生によるスポーツ体験など、お子様でも楽しめるキッズスペースを設けてみてはいかがでしょうか。また、年配の方でも座って楽しめる優先スペースの設置なども効果的です。

細かいことかもしれませんが、こうした少しの配慮が大学への印象を高め、今後の入学率や寄付金率にも関係してくるでしょう。

上記4つのポイントをぜひご参考にしてください。

おわりに

大学が抱えている大きな悩み2点と、それに関する様々な情報を紹介させていただきました。

お伝えした情報が課題解決の一助になれば幸いです。

また、こちらの記事ではお伝えしていない大学運営に役立つ情報をまとめた資料もご用意しています。

大学のホームカミングデー調査のほかにも、先ほど紹介しなかったものも含めたホームカミングデー成功のポイント4つや、一般 500 人を対象とした「同窓会に関する意識調査アンケート」をもとにした大学同窓会の在り方・開催のヒント、中長期的な大学運営に重要な力のある大学コミュニティの作り方についても解説しています。

ご興味のある方は資料をダウンロードの上、是非ご覧ください。

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