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有名タレントを起用し、オンラインの強みを活かしたオンライン卒業式の仕掛け

 

新型コロナウイルス終息の目途がまだまだ立たない中、さまざまなイベントのオンライン化を検討している大学も少なくないかと思います。

そんな中で、初めての試みとなるオンライン卒業式を開催した東洋大学 社会連携推進室の古渡 慎様にお話を伺いました。

 

プロフィール
東洋大学 社会連携推進室事務室長 古渡 慎様
1987年4月 学校法人東洋大学に入職。財務、教務、内部監査室等の部門を経て、2019年4月より現職に配属となる。

 

今年は例年とは違いオンラインでの卒業式開催となりましたが、中止ではなくオンラインでの開催に踏み切った理由をお聞かせください。

元々大学としても卒業式は何とかしてやってあげたいという思いはあったことに加え、事前に卒業生から、「卒業式という人生における区切りがなく、入社式もオンラインで実感が持てない」という切実な声を聞いていました。

そこから今年の卒業生が置かれている状況と区切りというものの必要性を実感し、オンライン卒業式を提案するきっかけの1つとなりました。

 

ホームカミングデーと同日に行ったのはなぜですか?

「若い人をホームカミングデーに巻き込みたい」という大学が持っていた考えと、「卒業式をやってあげたい」という思いの兼ね合いでこのタイミングが最適だったことがまずあります。

先ほどの卒業生の声をいただいていたこともあり、オンラインホームカミングデーも含めて、「こんな時だからこそ明るい気持ちで進んでいこう」というテーマを発信していきたいと考え、オンラインだからこそできる若い人を巻き込んだオンラインホームカミングデーにしよう、ということでホームカミングデーと卒業式が繋がりました。

そこには若い卒業生を先輩卒業生が応援していく、という構図を作れればというテーマも含まれています。

今までの卒業式であれば全体に対した一方通行なものでしたが、同じくオンラインホームカミングデー内で開催されたオンラインゼミ交流会というイベントの中で、少人数のグループで先輩卒業生にも卒業を祝ってもらいながら双方向にやり取りできる環境を取り入れられたのも同日に開催した良さだと思います。

実際の「オンライン卒業式」動画配信の様子

 

卒業式の動画配信を視聴した卒業生からは実際にどんな声がありましたか?

負の要素を排除するためにコメントは非公開としていましたが、チャットはオープンしていて、そこで聞こえてくる声には悪いものは1つもなく、「卒業式をやれてうれしい」という意見をいただいて、オンライン卒業式を開催してよかったと思えました。

またチャットをオープンにしていたことによって、対面では生の声として届きますが、オンラインでは難しいライブ感をチャットで担保できたこともよかったです。

 

オンライン配信や貴学卒業生のお笑い芸人・バービーさんをゲストに呼んでの開催など、例年とは違った形式での卒業式はいかがでしたか?

オンライン卒業式に関しては、「コロナ禍だからこそ明るく前向きになってもらいたい」という思いがありました。
バービーさんに参加していただいたのもそのような狙いがありました。

今までは固いイメージの卒業式でしたが、今までにない傾向の卒業式になりました。記念すべき式典ですから、カチッとするところはありつつも、明るい気持ちになってもらいたいという思いがありました。

ただ、ベースとして卒業証書授与や学長の話などは崩したくありませんでした。卒業式のそういった場面は固いものであったとしても、人生の場面としてずっと記憶に残るものだと思います。
そういったところで、ほとんどの人にとって最終学歴となる大学の卒業式において格式は保っておきたかったです。

そこのベースは崩さずに、明るい気持ちで参加できるものにしていく上で、バービーさんの力で柔らかく面白く、気持ちをほぐしてもらい、固すぎてオンライン上の卒業生が飽きて離れてしまうことを防ぎつつベースは崩さずやっていくことを目指していました。

さまざまなコンテンツがあるホームカミングデーの中でやったからこそ、その雰囲気を作れた部分もあったと思います。

 

オンライン卒業式を開催するにあたって意識したことはありますか?

雰囲気作りに関しては、オンライン上で一方通行な中で固い言葉ばかりで飽きさせないためにはどうするか考えていましたし、そこがオンライン開催の難しさでもあるのかなと思いました。

そして、メッセージ性についても意識しました。外部の方も見ようと思えば見られるオンライン卒業式だからこその躊躇してしまう部分において、細部にまでメッセージ性を持たせることで「自信をもって作りました」と言えるようになるし、メッセージを発信しやすいオンラインだからこその強さにつなげられると思います

今回参加していただいたバービーさんは哲学科出身ですが、東洋大学も哲学から始まった大学です。また、バービーさんの女性支援活動といったところも東洋大学の男女共学を早くに導入したことにもつながっています。
そういったところまでメッセージ性を持たせることで、何を裏側に秘めているかを語れるようになると思います。

 

オンラインで卒業式を開催することにどのようなメリットを感じましたか?

オンラインじゃないとできないことはあると思います。

例えば、対面式の卒業式の導入部分でバービーさんが出てしまうとイベント全体の雰囲気や色がずっとそっちに引っ張られてしまって、バービーさんの雰囲気の卒業式になってしまうと思います。

オンラインであれば映像の切り替えを通して、気持ちや雰囲気を切り替えていけることが利点だと思いました。

事前の笑屋さんとの打ち合わせでも柔らかな雰囲気の場面と崩したくない真面目な場面などの切り替えのことについてはかなり話し合い、シナリオを練っていきました。

また、当該する年度の卒業生やその御父母以外の方も卒業式に立ち会えることも良い点だと思いました。

 

なかなか新型コロナウイルス感染者が減らずまだまだ油断ができない状況が続いていますが、来年3月の卒業式はどのように考えていますか?

来年は武道館で対面開催の予定です。

キャパシティを考慮し、卒業生のみで学部ごとに時間を分けてソーシャルディスタンスを確保し、開催する予定です。

 

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