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卒業生・在学生や学長までも巻き込んだオンラインホームカミングデー

新型コロナウイルス終息の目途がまだまだ立たない中、様々なイベントのオンライン化を検討している大学も少なくないかと思います。そんな中で、初めての試みとなるオンラインホームカミングデーを開催した桜美林学園 事業開発部校友課の大宮 匡喬様にお話を伺いました。

プロフィール
2020年8月学校法人 桜美林学園に入職。前職では10年間営業を担当。趣味は読書や筋トレ、スポーツ観戦。

 

今年は新型コロナウイルスの影響により、例年とは違いオンラインでのイベント開催となりましたが、中止や延期ではなくオンラインでの開催に踏み切った理由や経緯をお聞かせください。

これまでのホームカミングデーは40~60代の参加者が多かったため、今まで参加していなかった20~30代の世代をオンラインで開催することで取り込んでいきたいと思っていました。そして、海外や遠方に住まれている方にも、母校に触れてもらうきっかけになればと思い、オンライン開催に前向きに踏み切りました。

イベントの告知や集客はどのようにして行いましたか?

SNSでの発信、特設サイトの作成、60歳以上に絞った郵送、メール配信、大学内・ホームページ内での掲示などがありました。SNSでの発信の中で活発に更新することや、今回登壇される方々のアカウントをメンションして登壇者のタイムライン上にあげる、そして登壇される方からも発信してもらう、といったことです。特にTwitterでは桜美林という情報が入っている方に直接連絡を取っていく、まさに人海戦術でやっていきました。
SNSの集客率では、若年層はTwitterやInstagramが多かったですが、全体ではTwitterよりもFacebookが良かったです。この結果は校友会員のメインの年齢層と関係していると思います。

オンラインホームカミングデーの特設サイト

今回のオンラインホームカミングデーで若い人の視聴数が多かったとのことですが、若年層の取り込み成功の施策としてどのようなことを行いましたか?

イベント運営に大学祭実行委員会の学生に携わってもらうことで、現役学生や若い世代の卒業生に興味を持ってもらう企画内容を提案してもらえました。コロナウイルスの影響で学位授与式が出来なかった卒業生向けの企画もあったのも影響したかと思います。
そして、デジタルネイティブ世代である学生に動いてもらったSNS広報は、若年層への訴求効果がありました。SNS上での声掛けなど泥臭い方法でしたが、卒業生としてはまだ知らない後輩でも直接話しかけられるとインパクトはあったのかなと思います。

好評だったコンテンツは何でしたか? また、当日の参加者の声はどんなものがありましたか?

学長と在学生・卒業生との対談企画、2019年度卒向けの動画、キャンパスツアーですね。卒業生向けのコンテンツは視聴率の数字というところで結果が出ていたと思います。若い世代が見てくれていたということもあって、届けたい層に届けられたと思います。キャンパスツアーでは卒業して暫く経った方からも、「懐かしいものを観られた」「今はこんなに進化しているんだ」といった声をいただけたので、来年からはもっとコンテンツの精度を高めていきたいなと思っています。

2019年度卒業生向け動画企画

オンラインでのイベント開催は初めての試みだったと思いますが、オンラインで開催することに当初はどういった不安がありましたか? また、準備をしていく中で苦労したことはありましたか?

校友会ができて3年くらいという中で、イベント自体の実績も少なく、事務局もオンラインでの大きなイベントが初めてということでノウハウがない中で何もかもが不安でしたし、「何がわからないかがわからない」といった状況でした。また、専門知識や用語の飛び交う会話に最初はついていけず、苦労しました。

キャンパスを横断して生中継を行うコンテンツもあり、配信に対しての不安はありました。しかし、生中継だからこその緊張感・臨場感の演出や、学生に出演してもらったことに意図があります。キャンパス横断生中継の配信時にはすべて学生に関わってもらいました。卒業生たちは学生の少し緊張した姿を見たら応援してくれると思いますし、後輩への愛着も感じられると思います。そういった部分では、卒業生から見れば手作り感があってもいいのかなと思います。長時間でテレビ番組のような作りの良さもありますが、手作り感が少し散りばめられているからこその良さもあったと思います。

オンライン開催する上で不安に感じることや課題などはどのように解決していきましたか?

今回のホームカミングデー実行委員の校友会役員に、オンラインイベントに詳しい方が多かったことに加え、笑屋さんなどの企業様から知識を提供していただけて助かりました。
関わってくれた在学生や卒業生からも意見を貰いつつ進めていく中で、ホームカミングデー実行委員長の「とりあえずやってみよう」という言葉はありがたかったです。

ホームカミングデーが大成功で終わった理由として、校友会と大学側が上手く連携できていた点が大きいと思いますが、大学側との連携が上手くいった理由を教えてください。

一番の理由としては、学長のお考えが大きかったと思います。学長自身が、「活躍している卒業生をもっとフォーカスしていきたい」という考えがあって、ご自身が卒業生についてSNSなどで発信していっている方ですし、いろんな企画に対しても許可をしてくれたので、そういった環境も連携が上手くいった1つの要因なのかなと思います。学長に質問内容を当日に渡して話してもらう、というかなりチャレンジングな企画もありましたが、最終的に「非常に良い企画だった」と言っていただけたので良かったです。そういった学長のキャラクターにかなり救われました。言葉のイメージでは学長は触れづらいところにいる人ですが、フレンドリーですし、桜美林をもっと発信していきたいというマインドがいい影響を与えてくれたと思います。
あとは、「大学全体をいかに巻き込んでいくか」だと思います。また、桜美林の場合、事務局が外ではなく、学園の部署として存在していることも大きいと思います。

オンラインホームカミングデー当日を終えてみて、反省点や課題に感じたことはどんなことがありましたか? また、その改善点はどのようなことが考えられますか?

事前告知の部分はもっとできたなと思っています。お金を掛けずにできる広報であるSNSの方で結果が出た時に、費用対効果をすごく考えました。その結果、来年以降はSNSにもっと力を入れていきたいと思いました。学生たちが自ら卒業生にSNS上で働きかけていく仕組みは手作り感があったと思いますし、そのあたりの精度を高めていきたいです。
懸賞企画に関しては、ふるさと桜募金の返礼品を賞品にしたことはすごく良かったと思います。一方、500円のAmazonギフトはあまり響かないのかなと思ったりもしました。
あとは配信のクオリティの部分で、電波状況や当日の天候、配信時間の日当たり等のリスクを感じました。来年は早めから収録などの事前準備でクリアしていきたいです。

笑屋に依頼することでどういったことが良かったですか?

笑屋さんの強みとして、いろんな大学さんの事情をよく知っていて、大学運営をよくわかっているというところがあると思うので、そのあたりのご理解をいただいた上でのアドバイスや相談が心強かったです。
お願いした一部の企画について、どうやったらターゲットに刺さるかを一緒になってすごく真剣に考えてくれて、アレンジをしてくれたのでお願いして良かったと思います。

実際にオンラインホームカミングデーを開催してみて、オンラインでイベントを開催することにはどのようなメリットがありましたか?

遠隔地や海外の方が参加してくれたのがすごく良かったですし、今まで巻き込めていなかった若い層が興味関心を示してくれたこともオンライン開催の良かったところです。
また、在学生も巻き込んでいくというところが今までできていなかった部分でもありました。以前から学生へ手伝いのお願いをしていましたが、あくまで事務局運営の補助といった形でした。しかし今回は企画段階から一緒に考えてもらい、実際に出演もしてもらえたので、在学中から校友会やホームカミングデーという組織、イベントを意識してもらえるきっかけとなり、非常に良かったです。

今回のホームカミングデーは卒業生が母校に帰ってきて、ただ単に卒業生だけのコミュニティを作っていくだけでなく、「今の在学生たちがどういった環境で学んでいて、普段何をしているのか」を見るきっかけにもなったと思います。在学生や大学の今の姿を見てもらうことで、「母校を応援したい!」という気持ちを持ってもらいたい、といった狙いもありました。
オンライン開催ということで、桜美林の卒業生だけでなくて、誰でも見てもらえるようにと考えていたので、在学生の親御さんだったり近隣の方が見てくれたりと、様々なステークホルダーの方に見ていただけて、大学を知っていただけたことも良かったです。桜美林のことを知ってもらって、桜美林が進んでいきたいビジョンについても学長のお話を通して伝わったかなと思います。

今後もオンラインイベントを開催する予定はありますか?

毎月1回はオンラインでイベントを続けているので、来年の5月くらいまで企画が決まっています。
有難いご意見として、「オンライン開催だったからホームカミングデーで桜美林と久々に触れ合えた」という声がありました。その方に、後に開催した12月のイベントについて発信したところ参加していただけて、「こういった月1回のイベントを通して母校をいろんな形で思い返したり、こんな卒業生がいるんだ、こんなに頑張っている卒業生がいるんだという気づきや刺激をもらえるので、オンラインでのイベントは是非続けていって欲しい」という声をいただいて、励みになりました。

来年のホームカミングデー開催ではどのようなイベントを企画していきたいとお考えですか?

オンラインとオフラインのハイブリッド型を想像しているので、参加者に両方同時に楽しんでもらうためにはどうしたらいいか考えています。また今回、交流会らしい交流会が出来なかったので、オンラインでもオフラインでも実現可能なレベルにしていきたいと考えています。
個人的な考えですが、そもそもホームカミングデーの意義って何だろうと考えていて、長く続けていくと開催することが目的になってしまいがちだと思います。何のためにやっていて、「なぜ来て欲しいのか、来てもらって帰るときにどういう状態になっていて欲しいのか」を大切にしていきたいです。
最終的には桜美林のブランド力向上につなげていけるように仕掛け、企画をしていきたいなと思っています。

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