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【他大学の施策事例を紹介】若手卒業生の校友会参加率を上げる方法とは?

校友会は、卒業生にとっては母校への恩返しや卒業生ネットワークを活用する場、在校生にしてみれば卒業生と交流を深める重要な場です。

しかし、「校友会に参加する若手卒業生が少ない」という悩みを抱えている同窓会組織が多いのではないでしょうか?

若手卒業生の校友会参加率を上げることで、在校生への情報・支援サービスの充実をはじめ、入学率アップやブランディングといった大学運営にも大きく影響します。

今回は、校友会に参加する若手卒業生が少ない理由に触れながら、校友会のコミュニティを活性化させる方法と他大学の施策事例などを紹介します。

若手卒業生が校友会に参加しない理由

コラムニストであるマツコデラックスが、某番組内で「同窓会は絶対に行きたくない」と語りネットでも話題となりました。

若手卒業生が、校友会へ参加しない代表的な理由として

  • 出産・育児で時間がない
  • 開催地が遠い
  • 参加するメリットがない
  • そもそも校友会のことを知らない
  • 「校友会=年配者が多い」というイメージ(同世代が少ないと参加しづらい)

などが挙げられます。特に20~30代は、役員に昇格したり海外勤務を命じられたり、仕事が軌道に乗り始め出世が決まる時期。結婚や出産など生活スタイルが変化するタイミングでもあり、自分の時間を作りにくくなります。

共働き家庭が増える現代、男女ともに仕事や育児といったライフステージの変化によって、「母校の同世代の卒業生に会いたけれど、時間がなくて校友会に参加できない」というケースも多いのかもしれません。

校友会に参加しない若手卒業生の中には、そもそも校友会のイベントの存在を知らない、一緒に参加する友人がいない、参加するメリットがわからないなどの意見もあるようです。

若手卒業生の校友会参加率を上げることの重要性

20~30代若手卒業生の校友会参加率を上げることで、大学の知名度アップや在校生のキャリア支援強化など、大学側にとってさまざまなメリットがあります。

若手卒業生のコミュニティを活性化することがなぜ重要なのか、さらに詳しく見ていきましょう。

卒業生の活躍を実績としてブランディングに活用できる

  • 政財界で活躍する著名人を多く輩出している
  • 有名オリンピック選手の出身校
  • 大手有名企業への就職率が高い

といった卒業生の活躍は、輝かしい実績として知名度や入学率アップなど大学ブランディング戦略にも活用できます。

少子化高齢化が進み大学全入時代とも呼ばれる昨今、企業と同じく大学独自の魅力や強みを発信し他校との差別化を図らなければなりません。

大学の強みをアピールする上で、県内外問わず”多くの人が大学名を知っている“ことが大前提です。校友会の活動を盛り上げることも、大学の人気や認知度アップにつながる重要な施策のひとつではないでしょうか。

在校生と若手卒業生が関わる場を作れる

校友会への参加は、在校生と若手世代の卒業生が関われる貴重な機会です。在校生は、関心がなかった業界・職種への理解や興味を深めるのはもちろん、入りたい企業に就職した卒業生と繋がりを持つきっかけとなります。

明治大学校友会では、卒業生と在校生の関係維持を目的とした交流サイト「紫紺NET」を開設。登録者50万人を超える同サイトでは、会員限定のイベント情報を定期的に配信しています。

在学中に校友会の存在を広めて若手卒業生のコミュニティを強化できれば、校友会参加率も上がるのではないでしょうか。尚、他学校の施策事例については後ほど詳しく紹介します。

若手卒業生の校友会参加率・認知度を上げるためには?

若手卒業生や在校生合同で行うイベント開催やメールマガジンの配信など、校友会への参加率をアップさせる取り組みやサービスについて詳しく見ていきましょう。

ホームカミングデーの開催

毎年9月下旬から10月上旬にかけて、大学もしくは校友会主催で行うホームカミングデー。卒業生とその家族、親戚などを大学に招く年に一度の一大イベントです。

1990年代頃、私立大学での開催を機に全国各地に浸透し、現在では数多くの大学で行われています。

ホームカミングデーの目的は、ただ単に卒業生と大学の絆を深めるだけではありません。学校側は卒業後の動向把握、卒業生からすると情報交換を行う場でもあるのです。

ホームカミングデーでは、マジックショーや抽選会、卓球大会、留学生による母国料理の提供という具合に、子どもから大人まで楽しめる催しが充実しています。

若手卒業生・在校生向けのイベントを開催

20〜30代の卒業生を対象とした婚活イベントの開催も、若手卒業生を巻き込むために必要な施策のひとつ。当然ながら参加者全員が卒業生であるため、肩肘はらずに安心して参加できます。

上智大学では卒業生向け婚活イベント「ゆる婚」を開催しており、年々参加者が増えているとのこと。参加者の中には、ゆる婚で意気投合し結婚したカップルもいるようです。

就活支援イベント・キャリア支援企画

卒業生と大学の関係を保ち続けることで、在校生の就活に役立つこともあります。例えば、慶応義塾大学の「三田会」、日本大学のOB組織「桜門会」などが有名です。

いずれの組織も大手自動車メーカーや総合商社、航空業界などに就職した卒業生と在校生が登録。業界・職種を問わず幅広い分野で活躍する卒業生と話す機会を作ることで、求人情報には載っていないより細かな情報を得るチャンスにもなります。

母校の力になりたい卒業生と、興味のある業界・職種で働く先輩から話を聞きたい在校生をマッチングする社会人メンター制度も、就活支援に有効です。

卒業生向けのWEBサイト開設・メルマガ配信

少し古い資料になりますが、平成25年に科学研究費助成事業 基盤研究(C)が行った「大学における卒業生サービスの実施状況調査」を参考に見ていきましょう。

参考文献:大学における卒業生サービスの実施状況調査
科学研究費助成事業 基盤研究よりデータ引用

全国の国立・私立大学が行っている取り組みとして一番多かったのが、WEBサイトの開設です。

同世代の卒業生インタビューや若手卒業生・現役生向けイベント情報、寄付による特典などに特化したコンテンツは、校友会へ興味を持つきっかけになります。

若手卒業生にWEBサイトを見てもらえる機会を増やすと同時に、校友会の認知度拡大にもつながるのではないでしょうか。メルマガやSNSでも発信すれば相乗効果が期待できます。

他大学の若手卒業生施策事例を紹介

最後に、メディア運営を行う法政大学校友会やスキルアップに役立つイベントを定期的に開催している立命館大学など、他大学が行っている施策事例をいくつか紹介します。

法政大学校友会|Hosei Orange Community

法政大学校友会では、20〜30代の若手卒業生を対象としたWEBメディア「Hosei Orange Community」を運営しています。

大手広告代理店や航空会社、テレビ局などで活躍している若手卒業生へのインタビュー記事を掲載。このほか、ゴルフ教室や皇居ランニングツアーなど、ユニークなイベント情報も満載です。

早稲田大学校友会|5年祭

早稲田大学校友会が主催する「5年祭」は、卒業5年の卒業生を対象としたイベント。

会場では、卒業生であるアスリートやアナウンサーからのビデオメッセージが流されるほか、チアリーダーのダンス披露やビンゴ大会など大勢で盛り上がれるイベントを開催しています。

立教大学校友会|次世代委員会

約21万人の会員数を誇る「次世代委員会」。卒業10年目までの若手卒業生が運営しています。「大人になっても立教は面白い!」をコンセプトに、料理教室やクリスマス懇親会などのイベントを企画・開催しています。

立命館大学|Re:Connect

『卒業しても「立命館」』をキーワードに掲げる、立命館大学の「Re:Connect」。若手校友活性化を目的に、20代の卒業生が中心となって運営を行う、若手校友活性化事業のひとつです。異業種交流やスキルアップのイベントを多数企画しています。

関西学院同窓会|Kwansei Gakuin Youth Reunion

Kwansei Gakuin Youth Reunion」は、20~30代の若手卒業生向けリユニオンプロジェクト。創業者・経営者の会や事業承継者の会といったイベントを通じて、若手の参加を促す同窓ネットワーク作りを支援しています。

まとめ

  • 若手卒業生向けのWEBサイトの開設
  • 若手卒業生のニーズを汲み取ったイベントの開催
  • 卒業生と在校生が親睦を深められるイベントの開催

など、20〜30代の若手・中堅世代の校友会参加率をアップさせるために必要な取り組みと、他校の事例を紹介しました。

若手卒業生の校友会参加率が上がれば、寄付金が増えたり、在校生への支援制度が充実したり、大学の知名度が上がったり、多方面でさまざまな効果を得られるのではないでしょうか。

 

 

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